僕と本と未来

本を読んで感想などを書いてます。

2014-01-01から1年間の記事一覧

ゼロからトースターを作ってみた

著者のトーマス・トウェイツはデザイナーで、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートに在学中にゼロからトースターを作るというプロジェクトを実行した。ゼロからトースターを作るという事は、地中を掘って原材料から作ることだ。この本はめちゃくちゃ面白かった…

自分の中に毒を持て

著者は「太陽の塔」など独創的な作品を数多く生み出した岡本太郎さん。僕はこの本を読んで岡本太郎さんの言葉に凄く共感したし、もっと強く生きていこうと思えた。そして何か迷った時には岡本さんのように危険だなと思う方を選んでいこうと思った。 自分の中…

なぜマッキンゼーの人は年俸1億円でも辞めるのか?

著者はマッキンゼー(経営コンサルティング会社)出身で現在、靴とファッションの通販サイト、ロコンドを運営している株式会社ロコンド代表の田中祐輔さん。この本ではマッキンゼーの価値観や考え方、そして著者のマッキンゼーに入ってから辞めるまでのエピソ…

設定が最高に面白いおすすめの映画(洋画)をランキングにしてみた

僕は映画を見ることが好きなので、今まで見た中の映画で設定が本当に面白くて好きな映画(洋画)を選んでみました。映画の好みは人それぞれですし、あくまで僕の主観で選んだので面白くないと思われる映画も入っているかもしれませんがご了承ください。 僕は…

問題です。2000円の弁当を3秒で安いと思わせなさい 「50人に1人無料」は得か? 老後の蓄え必勝法

著者は「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」を書いた山田真哉さん。この本は基礎的なことから楽しく会計を学べる本だ。内容としては、老後の蓄え必勝法や消費税増税の対策、飲み会の幹事に学ぶ「損益計算書」と「キャッシュフロー計算書」の違いなど、楽しく会…

僕は君たちに武器を配りたい 「希望」を作り出そう!

著者は瀧本哲史さん。現在、日本は経済的に厳しい状況に陥り、僕たちのような若い世代は未来に希望を感じられなくなっているという人も多いのではないか。この本を読むことでこれからどのようにしていけば、自ら新しい「希望」を作り出すことが出来るかを学…

偽善エコロジー エコな暮らしは本当にエコか?

著者は環境評論家の武田邦彦さん。この本ではさまざまな環境問題に対する対策について実際はどうなのか?という事について言及された本だ。例えばレジ袋を使わないはただのエゴや温暖化はCO2削減では防げないなどたくさんの事について書かれている。 偽善エ…

はじめて哲学する本 依存について 死について

著者は都内で義務教育初の民間校長として杉並区立和田中学校の校長を務め、よのなか科などでも有名な藤原和博さん。この本では結婚、家族、男と女、仕事、職業、倫理、個性、戦争とイジメなどについて哲学していく。 はじめて哲学する本 作者: 藤原和博 出版…

なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか? 資本主義から信用主義へ

この本はピカソやゴッホの本ではない。「お金」についての本である。今現在、僕たちのお金は日本という国家の信用によってお金が生み出されている。しかし、これからは国家という枠組みが絶対的でなくなり、グローバル企業や個人の紐帯(ネットワーク)の威力…

フリーペーパーの衝撃

フリーペーパーとは日本のフリーペーパー業界では、広告収入だけで経営が成り立っているものの事をいう。僕はこの本を読んでフリーペーパーはネットの普及により大変厳しくなったと思った。ただ、ネットでは出来なくてフリーペーパー特有の強みもあると僕は…

論理力を鍛えるトレーニングブック 論理思考を身につけるには?

著者はグロービス・マネジメント・スクール講師の渡辺パコさん。日本人は論理思考が苦手だ。僕もその一人だ。なぜ日本人は論理思考が苦手かというと日本人は子どものころから論理的にものを考える練習を積んでいないからだ。この本を読むことで論理思考を身…

バフェット&ゲイツ後輩と語るー学生からの21の質問 「本当に重要なことだけを選んで、それ以外は上手にノーということは大切だよ」

この本は世界一の投資家、ウォーレン・バフェットとマイクロソフトの会長、ビル・ゲイツが学生と対談した内容を書籍とDVDにしたものだ。質問の内容は、企業の倫理的指導、できるだけ早く経営陣に加わるには、アメリカの税制問題といったビジネス問題から、10…

口コミ伝染病 

著者は神田昌典さん。口コミは自然に起こるものでコントロールできないと思っている人はいないだろうか。この本では口コミを起こす方法や工夫の仕方などが分かりやすく書かれている。 口コミ伝染病―お客がお客を連れてくる実践プログラム 作者: 神田昌典 出…

女は男のどこを見ているか

著者は岩月謙司さん。著者は知恵と勇気が男らしさの原点だという。そして著者のいう知恵と勇気は、未知なる問題に遭遇した時、試行錯誤をしながら解決できる能力だと言っている。この本を読むことで知恵や勇気を身に着けていこうと思える。 女は男のどこを見…

ホリエモンとオタキングが、カネに執着するおまえの生き方を変えてやる! 人間の寿命は1600年!?

著者は堀江貴文さんと岡田斗司夫さん。この本は二人の対談本になっている。二人の対談は発想力が凄くスケールも大きくて本当に楽しみながら読める本だ。この本では宇宙旅行のことや人間の寿命の話、評価経済の話、原発の話などを二人が独特の観点で話す。 ホ…

経済は感情で動く 1000円がいつも1000円とはかぎらない

著者はマッテオ・モッテルリーニさん。この本は非常に面白い。人間は合理的ではなく非合理なのだという事を痛感する。そして行動経済学は経済の主体であるところの人間の行動、その判断と選択に心理学の視点が入っていて非常に面白い。 経済は感情で動く―― …

1万円起業

著者はクリス・ギレボーで翻訳者は本田直之さん。この本ではマイクロビジネスの事について詳しく書かれている。例えばマイレージの利用法を教える、音楽教室のスケジューリング、ブライダルアクセサリー作り、ヨガの個人レッツスン教室などで起業した例が載…

下流志向 学ばない子どもたち働かない若者たち 「それを学ぶことで何の役に立つの?」

著者は内田樹さん。この本では勉強を嫌悪する日本の子ども、「自分探し」イデオロギー、クレーマー化する親、ニートの未来などのことについて著者の考えが素晴らしい。教育関係者の人はもちろんのこと親世代の人にも読んでもらいたい本だ。 下流志向〈学ばな…

未来の働き方を考えよう

著者は社会派ブログ「Chikirinの日記」を運営しているちきりんさん。 この本では未来の働き方について著者の考えや提案が素晴らしく、いろんな人に読んでほしいと思った。そして今まさに社会が大きく変わっていく中で働き方を考えていくという事が大事だと思…

一日も早く起業したい人が「やっておくべきこと・知っておくべきこと」、起業したい人への16の質問

著者は起業コンサルタントの中野裕哲さん。この本では起業の心構え・ビジネスプランの決定・組織形態を決める・起業資金を検討する・集客を考えるなど、実践的な内容も多く起業資金の話では融資の話のような、いろいろ複雑なところが分かりやすく参考になる…

「希望」論 一瞬に目覚めて生きるために

著者は実業家の堀江貴文さん。この本では著者がどのように考えて行動しているのかということや宇宙開発の事、政治の改革案など著者の常識にとらわれない考えを知ることができる。そしてベーシック・インカムの話では著者が理想とする社会が分かる。 「希望」…

決弾 最適解を見つける思考の技術

著者はプログラマ・投資家・ブロガーで元オンザエッジのCTOを務めた小飼弾さん。 この本では、男女・親交・楽習(弾さんは学習を楽習としている)・仕事・育児・人生についての質問に著者が著者なりの答えを提案していく。 決弾 最適解を見つける思考の技術 作…

裸の王様

著者はテレビや映画、出版など多様な活躍をしているビートたけしさん。この本ではたけしさんが経済、世間、日本、世界、人生についての疑問について裸の王様だ、と鋭く語っていく。この本を読んでやっぱりたけしさんは本当に天才だと思った。 裸の王様 (新潮…

気の持ちようの幸福論

著者は元TBSアナウンサーで現在はラジオ、テレビ、雑誌など多様なメディアで活躍中の小島慶子さん。この本ではメディアのことや世間のことや人間関係のことなどについて小島さんの視点で書かれていて、いろいろなことを考えさせてくれて、心が温かくなる本だ…

自分のアタマで考えよう

著者は「chikirinの日記」というブログを書いている、ちきりんさん。 この本では自分のアタマで考えるにはどのようにすればいいのか、知識にだまされない思考の方法が分かりやすく書かれている。 自分のアタマで考えよう 作者: ちきりん,良知高行 出版社/メ…

ニートの歩き方

著者はパソコンやネットが好きな人が集まって暮らすシェアハウス「ギークハウスプロジェクト」発起人のPhaさん。この本ではニートの生活や考え方、そして働かないという選択肢もありで、もっと自分らしく生きようと思わせてくれる本だ。 ニートの歩き方 ――お…

リアルフリーのビジネス戦略

著者は脱毛サロン「ミュゼプラチナム」を出店した株式会社ジンコーポレーション社長の高橋仁さん。僕がこの本を読んで感じたことはリアルでフリーは実現できるということだ。この本を読んでこれからはリアルでも無料化が少しずつ出てくるかもしれないと思っ…

本は10冊同時に読め!

著者は元日本マイクロソフト社長で書評サイトHONZの代表をしている成毛眞さん。 成毛さんが行っている読書の方法は「超並列」読書術というもので、場所ごとに読む本を変え、一日の中で何冊もの本に目を通すというものだ。 本は10冊同時に読め!―生き方に差が…

そろそろ会社やめようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか

著者はコンサルティング会社などを経営する山口揚平さん。著者は好きで食うには3つの要素が必要で、その3つとは、バリュー、システム、クレジットだという。著者が言うにはシステムとクレジット(信用)が特に重要だという。 そろそろ会社辞めようかなと思っ…

ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えたそしたら意外に役立った

著者は実業家の堀江貴文さん。この本では堀江さんが本の書評をしながら考えたことや本の面白さを紹介してくれる。そして何といってもこの本の魅力は堀江さんが本を読んでどのように思考しているのかが分かるところだと僕は思う。 ネットがつながらなかったの…