僕と本と未来

本を読んで感想などを書いてます。

人間には力を蓄える時期があり、それは一人で考えている時である。

人間には力を蓄える時期というものがある。これは一見いいと思われない状況や八方塞がりに思えて、絶望感を抱えている時期でもあると僕は考える。

 

 

人間は一人で考えている時、孤独の時、もがいている時に成長しているし、自分の考えや軸を作っている。そして力を蓄えているし、勇気をつけていると思う。そのような時期は僕は必要だと考えているし、そのような時期があるからこそ、自分の人生について深く考えることもできるし、勇気を持って行動しようと思えるからだ。

 

 

僕が疑問に思うことの一つに、世間では学校に行きたくなくて、いけない子や引きこもっている子にたいして何も考えず反射的に悪いイメージをもっていたり、無理やり学校に行かせようとする人も多いと思う。

 

 

僕はそういう世間の人たちに本当に嫌悪感を感じる。なぜ学校に行かない子やいけない子、引きこもってしまう子に悪いイメージを持ってるの?意味がわからない。学校に行きたくない子はちゃんと理由があるし、引きこもってしまう子にもちゃんと理由がある。たぶん世間の回りに流され自分の考えも持てずに右にならへで考えている人たちは何も考えずにそういう子に問題があるんだとか、親が悪いとか考えているのだろう。

 

 

なんでそんな短絡的思考しかできない人たちが多いのだろうか。僕の場合は普通に学校に通っていたけど、それは単純に運が良かったからだろう(友達との巡り合わせや先生や環境や状況対処をそこそこ上手くするみたいなこと)。ただ、僕も一歩間違えれば学校に行かなくなったかもしれないなあとは思う(これは本気で思っている)。

 

 

そもそも僕は今の学校は地雷ばっかで繊細な優しい子や、何かが際立って優秀な子などにとっては本当に大変な状況にあると思う。そもそも僕は世間の人と違って学校にいけない子や引きこもってしまう子は感受性が豊かで繊細で、才能溢れている子なんだろうなあといつも思う(僕はブログでもよく言うが、そういう子を潰す日本の学校が嫌いだし、それに加担している世間の何も考えていない人たちにも嫌悪感を感じる)。

 

 

他にニュースとかでも悪いイメージを流していたり、ドヤ顔でこれは問題でけしからんとか言っている人がいるが、僕から言わせてもらうと、「そんなこという人よりも、学校にいけない子や引きこもってしまう子の方が才能は豊富だし、感受性は豊かだし素晴らしいんだよ!!」って言いたい。

 

 

それと、これは僕が断言するし、世間の人に嫌われるし、こいつバカだなクソだなと思われるかもしれないけど、僕にとってそんなことどうでもいいし、媚を売るつもりも全く考えていないので言わせてもらうが、学校にいけない子や引きこもってしまう子の方が、世間の学校に行けない子や引きこもってしまう子に何も考えずに反射的に悪いイメージを持っている人たちよりも、才能は豊富だし、素晴らしい感受性も持っているんだよっていうことを言いたいし、成功する可能性も高いだろう。

 

 

 

それで僕はいつも思うし、お願いしたいことがあるのだけど、学校が合わない子に常識を押し付けたり、みんなと同じにしなさいとか言わないでほしい。才能を潰さないでほしい。感受性を殺すように教育しないでほしい。ありのままを認めてあげてほしい。才能を認めて伸ばしてあげてほしい。家族や地域社会全体で暖かく見守ってあげてほしい。

 

 

学校に行けなくて感受性が高くて繊細で才能がある子は一人ですごい頑張っているんだよ。たぶん大半の人が考える悩みなんてそんな次元じゃなくて、もっと深いことを一生懸命考えている場合だってあると思うんだ。だから暖かく見守ってほしいし、いつでもサポートできる体制を整えて待っていてほしい、子供に信頼されるように、相談しやすい人になってほしい。本当に僕はそれを多くの人に伝えたい。

 

 

それと、もしもこのブログを読んでいて、学校に合わないお子さんを持つ親の方がいたら聞いてほしいのだけど(まだ約20年しか生きていない若造ですが・・・)お子さんのことを心配しすぎないでほしいし、信頼してほしい。確実にその子には才能があるから今現在の世間の価値観とかに無理やり合わせようとしないでほしい。今の学校教育にあっていない子は確実にこれからいろいろな場所で活躍できるステージがどんどん出来上がってくるから。

 

 

だから、その子を認めてあげてほしいし、才能を伸ばしてあげてほしい、意味のわからない世間など気にしないでほしい。10年後や20年後にはわかるから、その子には本当に才能があったと。それとお子さんにもいろいろな選択肢があると教えてあげてほしい。別に学校や家だけが世界じゃないって、いろいろな価値観や考えを持っている人もいるし(僕みたいな変人もいるということ)、後10年もすれば新しい職業もたくさん出てくること、いろいろ考えることは自分の人生を有意義にしてプラスだということを教えてあげてほしい。それと、学ぶことは学校以外でもできるということ、本やネット、フリースクールとかでもできるということ。だから安心してほしいし、じっくり力を蓄えて、勇気をゆっくりつけていってほしいと僕は思う。

 

 

とにかく人間には自分の内側にこもる時間というのは発生するし、それは今後の人生を生きることに関して素晴らしく有意義な時間であり、それはマイナスでなく確実にプラスになるので、誰もが一人でもっといろいろなことについて考えてほしいと思う。そして一見無駄とも思える時間に培ったことが将来に活きてくることは十分にあると思う。

 おすすめ本です!

孤独のチカラ (新潮文庫)

孤独のチカラ (新潮文庫)

 

 

他にも記事を書いたのでよければ読んでほしい!!