僕と本と未来

本を読んで感想などを書いてます。

社会を良くするためには何をすれば良いの?

あなたは社会や世界を良くするために何をすれば良いと思いますか?

自分なんかじゃ出来ないと思いますか?

僕は誰でも社会を良くすることも、変えることもできると思う。

別に社会起業家になれとか言っているわけじゃなくて、単純に出会う人に善意を渡していくことで、社会は着実に良くなっていくと思う。善意をたくさん渡していくことで、受け取った人も善意をまた渡していく。この繰り返しで社会や世界は着実に良くなっていく。

 

 

「そんなの無理だろ」「出会う人に善意を渡すだけで社会なんて良くなるわけないだろ」と思う人もたくさんいると思うけど、それは正しくないと思うし、そのように考えてしまう人は自分がそのように考えるようになってしまった原因を一人になってしっかり考えてみてほしいなと思う。

 

 

僕がいつも思うのは世の中の多数派の意見と真実は全く因果関係はないということ。真実というものはしっかりと存在していてるので、多数の意見とか少数の意見とかは全く関連がないから。

 

 

そして僕の好きな映画の一つにペイ・フォワードという映画がある。

簡単な説明としては、中学1年生の最初の日、社会科のシモネット先生が出した課題は“この世の中を良くするためには何をしたらいい?”というもの。そして、トレバー少年が思いついた方法は“ペイフォワード”・・人から受けた好意を別の人へ回すというものだった・・・

この映画見たことない人とかいたらオススメなのでTSUTAYAとかで借りてみてほしいなと思う。そしてみんなが善意を渡していこう。

 

 

そして具体的な行動としては本当に小さなことで良いと思う。例えばコンビニのレジの担当の人に軽くお辞儀というか軽く頭をさげるとか、公共施設の掃除をしてくれた人に対してお礼を言うとかそういうことで良いと思う。そのような善意を受け取った人は良いエネルギーに包まれるので、他の人たちにも善意を渡していくだろう。

 

 

本当に小さなことでいいんだ。だから行動できていなかった人は行動してみてほしい。そしてたまに見かけるのだけど、レジで待ってる時とか横柄な態度をとったり、急かしたりしてる人たちってなんか勘違いしていると思う。もしかしたらその人たちの中には社会的に自分は良い位置にいるぞとか思っていて自分は完璧なサービスを受けるのが当たり前だと考えている人とかもいると思うけど、最近僕が思ったのは今の社会的な評価とかが目に見えているところではそうなのかもしれないけど、実は精神的なことに関しては全く逆の立場の可能性もたくさんあるんだろうなと思った。

 

 

そしてこの世界では社会的なことと精神的なこと(人間力みたいなもの)はたぶんあまり関連していない可能性が高い。極端にいうと60歳のシニアと1歳の赤ちゃんでも精神的なものがシニアの方が上かというとそんなことはなくて、赤ちゃんの方が上ということも充分にというか当たり前にあり得るということだと思う(同意できない人も多いと思うけど、気にしないでほしい)。

 

 

そしてこれからの世の中は精神的なことの価値がすごい大事になってくる。例えば、物であれば、その物を作っている会社はどのような会社なのか?応援したいと思える会社なのか?なんのためにその物を販売しているのか?どのようなストーリーがあるのか?

 

 

つまり単純に、物を売りたいと思った時に、広告を打ちまくるとか、価格を安くするとかはこれからますます価値を持たなくなってくる。これからは、消費者に受け入れられる物、つまりその物のストーリーや社会とどのような繋がりを持っているか、社会貢献をしているかなどが重要になってくると僕は考えている。(うまくビジネスと社会貢献をつなげる仕組みが支持されるようになると思う)

 

 

僕は最近よく思うのだけど、大企業とかでまだテレビCMとか打ちまくってる会社とかあるけど、どうなんだろう?といつも思う。まあテレビCMに向いている事もあるのだけれども、まあ大半が効果はイマイチなんだろうなあと思う。特に今の若い世代はCMみて勝手に信じてその商品買うとかはほとんどないし、そもそも、テレビなんてあまりみないとか、録画してCM飛ばしてみるとか当たり前だしね。だからどうなんだろうと思う。

 

 

 

もしも僕だったら大金をテレビCMに突っ込むんだったら、例えば社会貢献活動を広告宣伝に使って、それをうまく大半の人に伝わるように記事にしたり、たくさんの人がシェアしたいと思えるようにする仕掛けをしたほうが絶対にうまくいくとおもうのだけど、なんでしないのだろうか?こういう取り組みは一時的な効果だけでなく、その会社のイメージも引き上げられるし、長期的な戦略として十分通用すると思うし、これからは応援したいと思えるかどうかも重要な要素になってくると僕は考えている(僕の勝手な願いだけど、広告の代わりに社会貢献みたいなムーブメントが起こってほしい、無理か・・)。

 

 

だから、なんでも社会にとって良い事を心がけて多くの人が行動を起こし、他人には善意を渡していく、そういうことでしか社会が良い方向に変わっていかないと思うし、僕も実践していきたい。まあ正直こういう事って、きれいごとに聞こえるんだけど、他に何かあるのだろうか?(あれば教えてほしいし、他にも考えてほしい)僕は他人に善意を渡していくことで社会をはよくなっていくと思う。

 

 

そして最後にペイ・フォワードのトレバーの言葉を紹介したい。

怖くて変われない人だっているんじゃないかな。きっと臆病なんだね。本当は世界って、僕が思ってたより、クソじゃない。今の暮らしが苦しくても、慣れすぎて変われない。そんな人もいる。ダメだって、諦めている。でも諦めた人たちは、負けなんだ。 

 

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他にも記事を書いたのでよければ読んでほしい!