学校の勉強だけではメシは食えない!
著者は「痛くない注射針」などたくさんのすごいモノを作った岡野工業の岡野雅行さん。
この本は僕のような若い世代の人が岡野さんにたくさんの質問をして、それに対して岡野さんが答えてくれる構成になっていて、読んでいて本当に胸が熱くなってきて、ものすごく勇気をもらえる本だ。
学校の勉強だけではメシは食えない!―世界一の職人が教える「世渡り力」「仕事」「成功」の発想
- 作者: 岡野雅行
- 出版社/メーカー: こう書房
- 発売日: 2007/11/10
- メディア: 単行本
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この本を読んで僕が思ったのは「岡野さんってかっこよすぎる」ということだ。
僕に岡野さんのような人が身近にいれば悩みがあったりしたら一番に相談すると思うし、よく遊びにいくと思う。これから僕がこの本を読んで感激したところを紹介したいと思う。
失敗しないために、あれを覚えろ、これも暗記しろで、はみ出しを認めない。社会に出たら、わざとはみ出して、人のやらないことをやらなきゃ、成功できないよ。常識的なことだけやっていたら、とっくにつぶされていたと思う。
今の社会って人と違うことはあんまりいいように思われなかったりするよね。学校でもみんな同じがいいことみたいにされるし、先生とかも決まったレールの上を歩かないと生きていけないみたいなことを言うよね。
でもそのような環境で育つと自分の個性が出せなくなってしまう。だから僕も含めてみんなではみ出していこうって思うしみんながやりたいことをやって一人一人が尊重される社会になったらいいなと思う。
大企業の看板をしょって、でかい顔しているやつって多いだろう?でも、その看板を外したら、誰も相手にしないような人間なんてゴマンといる。地位だの学歴だの肩書きだのを全部とっぱらったとき、はじめてその人の本当の値打ちってものが見えてくるんだ。何もかも全部なくしても、相手にしてもらえるような人間にならないとダメだね。
僕たちって肩書きだとか人からどう見られるてるかを結構気にしちゃうけど、実際は肩書きとかはあんまり大事じゃなくて、肩書きとかが全部なくなったときに人から頼りにされたり必要とされる人が本当にすごいひとだよね。
僕も岡野さんのような大人になりたいし、人から信頼されたり好きになってもらえるような人になっていくために日々の生活から大事にして頑張っていこうと思う。
僕はこの本が今後も繰り返し読むであろう大事な本になった。もしも、何がやりたいか分からない、どんな仕事についたらよいかわからないなど悩んでいるひとがいたら読んでみてほしいなと思う。