僕と本と未来

本を読んで感想などを書いてます。

人は同じではないけど対等だと思う。

人は誰もが対等だという考え。僕からすると誰でも人間は同じはないけど対等だよねって価値観は当たり前に染みついている。というか僕自身、誰とでも対等に付き合うということが重要だと考えているし、そのほうがたくさんいいことがあると思うからだ。

 

 

「人は同じでないけど対等である」この言葉はアドラー心理学で有名になった岸見一郎さんが100分で名著(一応、毎週録画している)という番組で言ったと僕は記憶しているが、アドラーも言っていたということだ。

 

 

男性も女性も高齢者も子供も全て同じではないけど対等だ。僕からすると当たり前だと思うし、僕自身、小さいころに子供扱いされるのが嫌に感じたことも多かったし、偉そうにする人が嫌だったので、人間は同じではないけど対等だよねって思うようになった。

 

しかし世の中では対等でないように扱われていることも多くある。例えば子育てに関する考え。一応簡単に言いたいこと引用すると、

お母さんという存在は日本では子育てや家事を完璧にこなすのが当たり前だし責任も押しつけるみたいな風潮がありそれが結構大変だと思うんだよね。お母さんだって人間だし、自分の時間がほしいと思うこともあるし、しんどいこととか辛いこととか大変なこともたくさん抱えているのに、日本ではお母さんといえばいろいろな責任を背負い、自分を押さえ込んでも与えるのが当たり前みたいに思っている人たちがたくさんいるという現実が僕はあると思うしそういう風潮っておかしくないかって思う。

 

 

こういう考えは男性側が明らかに子育てに対してお互い協力して対等に助けあいながらするものという意識が欠如している。今の若い世代でこういう考えを持っている男はそんなにいないと思うし、どういう環境で育つとそういう価値観になってしまうのか疑問なのだけど、今現在子育て中とかで男性の未熟な意識や考えのせいで大変な状況に陥ってしまう人だって多いだろう。

 

 

こういう男は明らかに男尊女卑の考えがあるのではないだろうか。僕からすると男尊女卑とかいう言葉が存在するのが全く意味がわからないし、こういう考え持ってる男って、自分に自身がなくて無能なんだろうなあとか思うのだけど、なんでこういう風潮というか実際に存在するんだろうね。

 

 

女性だと復職とか昇進とか育児とかでいろいろ大変な部分があるというのは事実だと思うのだけど、復職できない会社とか、不当に女性だからという理由で昇進させない会社とか、育児で休むと嫌な顔する会社とかほんとクソだと思う。

 

 

そういう会社は経営者が未熟でおこちゃまなんだろうなと思う。それに周りにいる人たちもそういう状況を見て見ぬふりしている時点で呆れるというか残念だ。なんでそんなアホなことたくさんしてる会社があるんだろうね。

 

 

例えば昇進とかであれば、仕事ができるとか人柄がいいとかが重要だ思うけど、そこに性別の差は全く関係ないし、育児や出産とかのこともちゃんと理解するべきだし、いろいろ考えるべきだろう。

 

 

まあこれからの時代はそういうとこちゃんとしてる会社が信用されるようにどんどんなってくると思うし、若い世代が社長になっていけば少しずつ改善はされていくと思うけど、男尊女卑というほんと馬鹿な考えを持っている人は1000回くらい「人は同じではないけど対等である」と唱えてほしいと切に願う。

 

 

他に人は同じではないけど対等であるの代表例は、子供だ。親と子供も同じではないけど対等だ。これは子育てをしている多くの人に考えてほしいのだけど、子供も一人の立派な人間なのだから、思い通りになんかならないし、コントロールなんてできない。そして上下関係も全く存在しないので子供の意見も受け入れるべきであり、親だからという理由で否定する権利はないと僕は思う。

 

 

親は子供に「子供のためを思って云々」というが、自分の人生に責任を持つのは本人なのだから、親の考える子供のためが必ずしも子供のためになるとは限らない。僕は結局自分の人生の責任は自分にあるのだから、自分で考えて決断するし、人生は僕自身が決めるという考えで生きてきたけど(約20年)、まあアドラーでいうと課題の分離という概念だ。例えば自分のやりたいことのために勉強しないのは、最終的にその人が責任を負うので課題はその人自身なので他人は課題に介入してはならない。ただ、他人はいつでもサポートするよっていう態度を示せばいいだけだと思う。

 

 

僕がなんとなくここまで書いてきたのも、無駄な上下関係とか、意味のわからない風潮なんて無くした方がみんな楽しく活躍できるし、いいと思うからだ。会社だって、明らかに男尊女卑的な考えを持っている会社は生き残ってなんかいけないと思うし(男性が性別を理由に既得権を作り出しているように感じる)、能力のある女性が重要なポジションに立てるような仕組みにした方がどう考えても合理的だし、会社にとってもプラスだろう。

 

 

というか、僕も考えがすごい偏っていたり、狂っている部分も多くあるので、いろいろ反省したり、いろいろ考えていきたい。ただ、男尊女卑的な考えはほんとクソだと思うし、様々な立場の人の気持ちを考えたり、様々な立場の人が幸せに活動できる仕組みにできるようにいろいろ考えていきたいと思ったし、自分への戒めとして書いた。勢いで書いたので内容はごちゃごちゃでひどいと思うのだけど、仕方ない。この文を読んで、「内容くそだなアホが」と思われる方もいるかもしれないけど、僕はアドラーをそこそこ理解しているので、「はい、課題の分離ね、僕の文章をクソだと思うのは他者の課題であって、僕の課題ではないので気にしない」って考えるつもりだ(えっ、楽観的すぎじゃね、僕やばいかな)。

 

アドラーのおすすめ本。よくまとまっていた。

 

他にも記事を書いたのでよければ読んでほしい。