僕と本と未来

本を読んで感想などを書いてます。

自分の本当の気持ちなんてどうせ理解されないと思う気持ちを手放す

僕は心の奥底でどうせ自分の本当の気持ちとか感性とか感覚なんてどうせ理解されないとずっと思っていた。別に人間関係が悪いわけじゃないし、むしろ人間関係は約20年、生きてきた中で良好だし、ふざけたり、一緒に楽しく遊べる友達もたくさんいるけど、どこかで僕の気持ちとか感覚とかすごい深い部分は理解されないと思っていた。

 

 

僕は小さい頃からたくさんのことに疑問を感じたり、今これをすることに意味があるのかとか考えていたし、将来のことを真剣に考えていた。みんなも僕と同じように考えているものだと思っていたけど、たくさんの友達に聞いてみると全然みんな考えていなかった。

 

 

親や先生に疑問を聞いても僕が納得する答えなんて返ってこないことがほとんどだったし、僕はこのように考える自分っておかしいのかなって思っていた。小学校とか中学校の時とかは何十人の先生に勉強の意味を聞いただろうか?僕は全然納得しなかった。なんか薄っぺらかったし、また定番の答えかって思ったし、自分の感性なんて理解されないんだろうなって思ってたし、孤独感みたいのは多分抱えていたのかな。

 

 

僕は本をよんだりニュースとかを見ていて親とか先生とか学校の友達とかが考えているレールの延長線上に幸せがあるなんて思えなかったし、そんな生き方送ろうとすれば多分送れるとは思っていたけど、つまらないと思ってしまって僕にはそんな生き方無理だなって思っていた。

 

 

正直いって、いろんなことに疑問を持ちすぎたりしてしまう自分に対して、これじゃダメなんだって思っていたし、他の人のような考え方に変えて割り切らなければいけないのかなって思ってた時期も結構ある。あとは僕も疑問をもたない子だったら楽なんだろうなって思っていた。

 

 

他にも僕の本当の気持ちとか考えている事とか感性とか発想とか打ち明けても理解されないことが多かったので、そっかあ、僕が考えてることとかって理解されないんだろうなっておもっていた。

 

 

だから気づかないうちにそれがトラウマになっていたんだなって最近わかった。自分の深い部分の気持ちとか感性とかを人に話すのが怖かったし理解なんてされないと思っていたし、深い部分を否定されると凄い傷ついてしまうことはわかっていたからだ。自分を守っていたんだと思う。

 

 

だけどこのままじゃいけないんだろうなって思った。まず自分の感覚とか感性とかを受け入れるしかないのかなと思った。自分なんてダメだとかそういう気持ちを手放すしかないし、自分を責めないで生きようと思う。

 

 

そして自分で自分を認めるしかないと思った。僕はこれまでだってずっと頑張ってきたし、悩みまくっていたし、孤独感を抱えていたし、他人の期待に応えたかったし、それでもポジティブに生きようと思っていたし、否定された時に負けないために論理武装をして、いい負けないよう(自分を守るために)にしてきたし、頑張って生きてきたんだ。その事実を認めることにした。そして自分を責めるのをやめようと思う。僕はこれまでも充分に頑張ってきたから。

 

 

そして少しずつでもいいから打ち明けたりしていこうと思った。そして世の中には僕のように感じている人だって少ないながらもいることは事実だし、わかってくれる人だっていると思うし、もちろん僕だって同じような思いを抱いている人の気持ちは凄い分かるから。少しずつでいいから自分の気持ちなんてどうせ理解されないという気持ちを手放していこうと思う。

 

 

そして僕のように感じている人はこの世界に少数ながらもいることを僕は知っているし、その人たちもいろいろなことに悩んでいることも知っている。そしてその人たちはなんらかの形で社会を良くしたいと思っていることも知っているし、それが自分たちの使命であることも知っている。ただ、いろいろ大変なことも知っているし、怖いという感情もあるけど、自分を信じて少しずつでも行動していこうと思う。

 

 

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