やりたいことは全部やれ!
著者は世界的名経営コンサルタントの大前研一さん。この本からは大前研一さんからの自分の人生を自分で決めて、やりたいことをやりたいだけしようというメッセージが届いてきて、読者にやりたいことをやっていいんだよと訴えかけている。
僕がこの本を読んで印象に残ったところは
もし「そのうちに」やりたいことがあれば、今、そう今の今やりなさい、というのが私のアドバイスだ。やりたいと思ったときが旬なのであり、先延ばしする理由はないのだ。
というところだ。この生き方こそ大前さんを表していると思う。この本のなかではたくさんの大前さんのエピソードが出てきて面白い。ソニーの盛田和夫さんとの話や大前さんが戦後の経営者の中で一番すごいというヤマハの川上源一さんとの話は特に面白かった。
他にも大前さんはトムピーターズやドラッカー、競争戦略のマイケルポーターなど凄すぎるひとたちとも会ったことがあるのは本当に驚いた。この本の中のエピソードを読んでいくなかでやりたいことは全部やれというメッセージが届いてきて、人生を後悔しないようにやりたいことをやろうと思えてくる。
いちばんいけないのが、「他人の人生」を生きることである。親の期待する人生、先生の言った通りの人生、上司の期待する理想の部下、などなど。それで楽しければ今はいいかもしれないが、問題がある。それは、いつか自分の人生ではないということがわかる「真実の瞬間」が必ず訪れるからである。
他人の人生でなく自分の人生を生きる。
それを僕は日ごろから意識してやりたいことを全部やっていこうと思う。