僕と本と未来

本を読んで感想などを書いてます。

人生の楽しさってなんだろう

人生の楽しさってなんだろう?冷静に考えると難しい。まあ、こんなことを考える時いうのは、ある意味精神が少し不安定になっていたり、もやもや何かを感じている時なのだろう。まあ、一時的なものであり、こういうことを考えていたとしても、10分後にはそんなこと気にしなくなるかもしれないし、人生は楽しいぜーってなる可能性もある。

 

 

僕は人生というのは、自分で楽しさを作り出さなければいけないのではないかと思う。ただ楽しさを作り出すのはそんなに簡単なことではない。自分が本当に楽しいと感じるとか幸せだと感じる状況や感覚を知ることが重要だと思うし、知ってからいろいろしなくてはいけないと思うからだ。

 

 

まあ、人生について語れるほど僕は長く生きていないが、人生というものは思い通りにいかないことの方が多い。そして、生きていく中である程度決まり切ったイベントをこなしながら生きていくのだと思う。学校、勉強、部活、趣味、成人式、恋愛、就職、起業、結婚、子育て、など全員ではないけど、多くの人が体験するイベントを少しずつ消化したり体験していく。

 

 

様々なイベントを消化したり体験していく中で楽しいとか感じるけど、そういものは永遠には続かないし、一時的なものだ。ただ良いイベントだと思うし無駄にならないし、それは後から思い返せば思い出になるし、懐かしむ材料としてはいいのだろう。

 

 

楽しさにはすごく簡単に得られて、一時的に満たせるものなども現代には溢れているが、そういうものは冷静に考えてしまうと結構虚しく感じる。そういうものを日頃積み重ねて一時的に消費し楽しみを感じても、ふと気がつくと虚しくなることも多い。

 

 

だから僕は本当の楽しさを求めている。ただ本当の楽しさを作り出すのは簡単ではないと思うし、努力も必要だし、報われない時間もあるし、本当の楽しさを作り出せないこともある。ただ、人生はある意味こんなもんなのかもしれない。

 

 

 

そう考えると、短絡的な楽しみというものも、受け入れられる気がする。人生は思い通りにいくことの方が少ないし、いろいろな悩みや苦痛が付きまとう。だから、そういうのを少しでも労うために簡単な幻想の楽しみを味合う人も多いのだろう。それは、人生諦めたから、そういうのに逃げるのでなく、このうまくいかないことも多い世の中で折り合いをつけるために味合うのだろうしそれも良いのだろう。ある意味人生はそんなものであるのかもしれない。

 

 

 

ただ、人生の美しさという観点で考えると、楽しさだけがあるのは美しいとは思えないし、いろいろな事にがむしゃらに頑張ったり努力している人をみるとその人の人生は美しく見えるし、素敵なのだと思う。自分を精一杯活かして活動していく事は美しい事なのかもしれない。僕は結局、自分の人生を精一杯、活かして動きまくり、生きて行く方向で動いている。

 

 

 

そういう人生は、はりがあると思うし大変だけど面白そうだからだ。がむしゃらに生きていくと余裕はいつもあるわけではないのかもしれないけど、そういう生き方はもしかしたら人生を楽しむという意味ではすごい真っ当なのかもしれない。そしてそういう生き方をしている人を僕は美しく感じる。子育てを経験をしている人はそういう人生を選択している代表例だろう。僕は素直にすごいと思うし、尊敬する。自分の子供のためにすごい頑張れるというのは素直にすごいと思うし、親はそう考えるとすごい、まあこういう愛情みたいなものは親にならないと本当のとこは、わからないのだろう。

 

 

 

そして人生は不確実なことが多い。この選択をすれば楽しくなれるかなんてわからないし、迷いを抱えながら生きていくものなのかもしれない。だけど、不確実だからいい面もあるだろうけど、冷静にいろいろ考えすぎると虚しくなる。だから、僕としては、がむしゃらに頑張って自分が満足できて人の役にたつことをしていくことにした。僕にとって無理にでもそういう状況に持ち込むのがいいのだろうと思ったし、何かいろいろ気づくことも多いだろう。

 

 

 

そして人生の美しさはを手に入れるには、大変なこともあるし苦労も多いし、しんどいと思う。しかし、なぜかそういうものには美しさを感じる。人間はそんなふうに感じるものなのかもしれないし、本当の美しさの中に本当の楽しさが入っているのかもしれない。そして本当のたのしさというのは簡単には手に入らないのかもしれない、金を大量に持っていたとしても、本当の楽しさを味合うのは大変だし、僕には味合う自信がない。

 

 

もしかしたら美しい人生を生きていく中で、いっときに本当の幸せというか楽しさを味合うというのが人生の醍醐味なのかもしれない。そういう幸せや楽しみが確実に手に入るかは確証がないけど、ある意味そういう人生を生きるのも面白いかもしれない。

 

 

 

正直、ある程度人生において最適な戦略をとり、少し頭を使えば、苦労を避けて生きて行く方法もある程度現代だと出来ると思うし、僕はそういう選択をとるのも全然ありだと思う。だけど、僕はそういう選択を取らずに僕が美しいと思う選択をとることにする。それが僕には合っているのかなと思ったからだ。

 

 

 

そしてこれから生きていく中で心に留めておきたい事は、幸せを感じている瞬間や楽しさを感じている瞬間をしっかりと噛み締めるという事だ。楽しいなあとか嬉しいなあとか感じている時というのはなんというか当たり前に楽しいと感じてしまっている。そして時間が経つとその時の楽しさや幸せというのは、かけがいのないものだったのだと気がつく。なんか僕はその時には当たり前に幸せや楽しいとか思っている事を、後々になるともっと幸せを感じられたし、もっと楽しめたのではないかとか考えてしまうところがあるし、少し後悔してしまうこともある。

 

 

 

だから、そういうのはやっぱり意識して、幸せや楽しさを特別で、かけがいのない貴重なものとしっかり認識して、その瞬間を本気で味あわなければいけないのではないかと思う。そうやって人生を生きていく事が美しいことなのかもしれないと考えたし、そういうふうに生きていく中で、本当に幸せだなあとか本当に楽しいなあとか思えるのかもしれないし、味合う事が出来るのかもしれないと思った。だから、人生の本当の楽しさは美しさの中にあるのではないかと思う。

 

 

 おすすめ本です。結構前に読んだけど、いろいろ考えさせられる本だったし、すごい良かったし感動した。

どうやら俺の人生には、今後何一つ良いことがないらしい。寿命の“査定価格”が一年につき一万円ぽっちだったのは、そのせいだ。未来を悲観して寿命の大半を売り払った俺は、僅かな余生で幸せを掴もうと躍起になるが、何をやっても裏目に出る。空回りし続ける俺を醒めた目で見つめる、「監視員」のミヤギ。彼女の為に生きることこそが一番の幸せなのだと気付く頃には、俺の寿命は二か月を切っていた。ウェブで大人気のエピソードがついに文庫化。

三日間の幸福 (メディアワークス文庫)
 

 

他にも記事を書いたのでよければ読んでほしい!!