「現実を見なさい」と言う言葉は本当に現実的なのか?
今週のお題「20歳」
「現実を見なさい」という言葉は本当に現実的なのか?夢や理想を描いている人にとっては「現実をみなさい」という言葉は一度は聞いたことがあるのではないか。しかし「現実をみなさい」という言葉は本当に現実的なのだろうか?
僕は「現実を見なさい」という言葉は全く現実的ではないと思うし、単純に思考停止して夢や理想を捨てた人間が自分を正当化し、暗い世界に引きずり込むために言う言葉にしか思えない。
「いやいや、現実を見なさいという言葉はね、青臭い人間や理想を描いている人間を心配しているから使う言葉なんだよ」って思う人もいると思うけど、正直いうと夢や理想を描いている人にとってそんな思いでアドバイスしてくる人の意見は害でしかない。
この文を見てくれている人の中にも夢や理想を描いていて実現させようと思っている人もいると思うけど、「現実を見なさい」などと思考停止したくだらない意見など全く気にしなくていいし、そのような言葉をエネルギーにしてしまえばいいと思う。
僕は人間は夢や理想を失ってしまった瞬間、一気に魅力がなくなると思うし、僕にとって夢や理想を失うということは絶望だ。だけど人間は夢や希望、理想があるから活き活きと生きていくことができると思う。
だから夢や希望、理想を絶対に手放してはいけない。ずっと持ち続けなくてはいけない。僕は死ぬまで夢や希望、理想を持ち続け、実現しようと努力していこうと思っている。間違っても、夢や理想を失い、夢や理想を持つ人に対して嘲笑したりして気持ち良くなる人間にだけはなりたくないと思っている。
それと僕は夢や理想を持つことは確実に現実的なことだと思う。夢や理想を持つ人にとっては現実にできると信じているのだから現実的なのだ。夢や理想をあざ笑う人にとっては絶対に無理だと考えてしまう人だから現実的でないと思ってしまうのだ。しかし、夢や理想をあざ笑う人が現実をみなさいというのは全くもって現実的でない。それは夢や希望も捨てて惰性で毎日、適当につまらなく単調な日々を送れと言っているようなものだからだ。
そんな人間に絶対になってはいけない。だから絶対に夢や希望、理想を捨ててはいけない。そして夢や理想を現実にするために、努力していけばいいと思う。願っているだけじゃ何にも変わらない。行動を起こさないと変わらない。時には恐怖心があっても頑張って一歩踏み出してみないと何も変わらない。
だけど、一歩でも夢に近づく行動をしていくだけで見える世界は変わってくると思う。そのような行動を積み重ねていくことで夢や理想は現実になると思う。だから僕も頑張っていこうと思う。
最後にニーチェの言葉を紹介して終わりしようと思う。
自由な高みへときみは行こうとしている。しかしながらそういうきみは、若さゆえに多くの危険にさらされてもいる。しかし、わたしは切に願う。きみの愛と希望を、決して捨て去ったりするな、と。きみの魂に住む気高い英雄を捨てるな、と。きみの希望の最高峰を、神聖なるものとして保ち続けてくれ。
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他にも記事を書いたのでよければ読んでほしい。