ゆるく考えよう人生を100倍ラクにする思考法
著者は「chikirinの日記」というブログをしているちきりんさん。ちきりんさんの考えていることは人と違った視点だったりしていて面白い。僕がこの本を読んでちきりんさんが言いたかったことは一つの価値観に縛られるんじゃなくていろんな価値観や選択肢があるよね、ということではないかと思った。
- 作者: ちきりん
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2011/01/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 30人 クリック: 1,118回
- この商品を含むブログ (146件) を見る
僕がこの本を読んではっとしたところは、僕は、休日は朝からいろいろな行事などをこなし楽しむ一日と昼頃に起きてだらだらテレビを見ながら過ごす一日では前者を充実したものと考えてしまうんだけど、ちきりんさんはそれは何かに洗脳されているといっている。他には、
ニートをやたらと問題視する考えもどうかと思います。誰にも迷惑をかけていないなら、全く有意義なことをしない人生も選択肢として認められるべきでしょう。「有意義に生きたい人」は、自分だけ有意義に生きてください。他人にそれを押しつける必要はありません。他の人に、「有意義に生きていない人は存在意義がない、社会的に無駄ある」とかいうのはやめてほしいものです。
僕はこの部分を読んで確かにそうだよねって思った。僕もそうだけど人生とかは、このように生きると幸せだ、みたいな偏見を持っていて、それと違う人は幸せでないみたいに判断してしまう事ってあると思うんだけどそれって違うよね。
いろんな価値観やいろんな生き方があるし、それを認める柔軟性が日本人には少ないんじゃないかと思った。あとは、自分の価値観を他人に押し付けるのはただの自己満足だし価値観を押し付けるという事は自分が視野が狭いという事を表していることで恥ずかしいことだとも思った。
今の日本では多数派が正しいみたいな勝手な価値観を持っている人も多いと思うし、そういう人が少数派に「なぜ」と聞くのはおかしい。価値観も世代によって大きく変わっているし、これが正解だみたいなものは存在しなくて、いろんな価値観や選択肢を肯定していく人が増えていくと自分らしく生きれるひとが増えるのではないかと僕は思う。だから僕も自分と違う考えや価値観の人に出会っても否定するのではなく、肯定していこうと思う。
ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法 (文庫ぎんが堂)
- 作者: ちきりん
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2013/12/13
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (1件) を見る