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僕と本と未来

本を読んで感想などを書いてます。

都市型シニアマーケットを狙え!

読書

著者は山崎伸治さん。日本は世界でも類を見ないほど急速に高齢化が進んでいる。

65歳以上の高齢者の割合は25%で過去最高となり4人に1人が高齢者という現代は高齢者の消費意識などを理解することは重要だと思う。

「都市型シニア」マーケットを狙え!―新たな消費マジョリティーの実像

「都市型シニア」マーケットを狙え!―新たな消費マジョリティーの実像

 

 

著者はシニアに対するマーケティングには誤りが多くみられるという。それは「シニア向け」という発想だという。確かに多様な価値観や環境の違いがある中で一括りして考えるのは現代においては通用しないと思う。

 

現実には、目の肥えた熟練者であるシニアは、経済的にも身体的にも趣味嗜好も世代内格差が大きいため、「シニア向け」などというレベルではとても捉えきれなくなっています。単純化された法則や理論だけでシニア層を理解したつもりになるのではなく、細かなニュアンスを感じ取り、自社の商品やサービスにおける最適戦略を創っていく必要があるのです。

 

この本では、シニア理解のための「3つの軸」として

・ライフステージ・世代・社会環境特性という観点から理解することが出来る。

 

そして「シニアの7つの意識」という項目でシニアの消費意識を捉えるフレームワークを確認することが出来、シニアが普段意識していることについて知ることができる。

 

この本を読むことでシニアの仕事の意識やどのような音楽がすきなのかなど、多くのシニアの価値観や趣味嗜好を学ぶこと出来ると思う。僕が笑ってしまったところは夫の片思い現象という項目のところで、配偶者に一言というアンケートで夫はねぎらいの言葉や感謝が圧倒的に多いのに対して妻は夫に対してねぎらいの言葉はあまりなく、厳しい言葉が多く出てきていて、僕としては夫の気持ちを少しは受け入れてあげて楽しく生活してほしいなと思う。

 

この本を読むことでシニアの事をある程度は理解できたと思うし読んでよかったと思う。単独世帯が増えていく中で孤独死などが増えているという問題があるが、僕はシニアの人が自発的に外出したいと思えるようなコミュニティーを作ることが大事だと思う。同じ価値観を持ったシニアのコミュニティーを作ればもっとシニアの生きやすい国になると思うし、資金的な援助だけでなく精神的な援助もすごく重要だと思った。