本を読んだら自分を読め
著者の小飼弾さんはオンザエッジ(後のライブドア)のCTOを務めたり、とにかくすごい経歴で、しかも本に出てくるエピソードからも天才だということが分かる。
この本を読むことで改めて読書とは人生を切り拓くすごい力があると理解できるし、とにかくこの本は本当に面白かった。
本を読んだら、自分を読め 年間1,000,000ページを血肉にする?読自?の技術
- 作者: 小飼弾
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2013/02/20
- メディア: 単行本
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僕はこの本が大好きだ。目次だけでも本当に面白い。
付き合う人を変えるように、読む本も変える・本を読む時間もないほど働いてはいけない・うさんくさい本で批判を練習する・偏見を貯めよう・リア充になりたかったら本を読め。
などなど目次だけでも読む価値があると思う。僕はこの本を読んでいくにつれて本の楽しみ方や読み方などたくさんのことを学んだ。特に読書という行為は受け身ではなく自分が主体であるという意識が大事なんだなと思った。
本とは他人の考えを読むものだと思っている人が大半でしょう。でも実は読書で何が読めるかといえば、自分自身なのです。読書という行為は、自分が何を分かりたいと思っているかを知る過程の一つです。自分が何を知っていて、何を知らなかったのか。これから何を知りたいと思っているのか。読書という行為に照らしてみると、それが見えてくる。
僕はこれからもたくさんの本を読んでいこうと思うし、本を読みながらも自分で考えるということを大事にして自分の意見を堂々と言える大人になりたいと思う。そして小飼弾さんほ本の中で、
教養を積んでいくということは、自分にとってどれだけ良質の偏見を得られるかというゲームです。
といっている。偏見が悪いという事も偏見だし、僕はとにかくいろんな本を読んでいくことでたくさんの良質の偏見を持っていこうと思う。
本好きな人には読んでみてほしい。