僕と本と未来

本を読んで感想などを書いてます。

自分の頭で考えられるようになるおすすめ本17冊を選んでみた

自分の頭で考えることはそんなに簡単じゃない。 僕自身も完全に自分の頭で考えられているかといえばそんなことはないと思う。しかしこれからの時代を生きて行くものとしては、自分の頭で考え行動していくことは本当に大切だと思うので僕が読んできた本の中で自分の頭で考えられるようになると思うおすすめ本を17冊選んでみました。何か本を読みたいなと思った時の参考にしていただけるとありがたいです。

  

 自分の頭で考えるということ

自分の頭で考えるということ

自分の頭で考えるということ

 

「知性」とは何か。情報とは何か。美意識とは何か----情報洪水の現代において、ネットにつながらず、自分の頭だけとたのみとする将棋の棋士という稀有な職業。その頭のなかに気鋭の脳科学者が挑む刺激的な対話集。コンピュータ的知性は人間の頭脳を超えるのか?

自分の頭で考え、戦う将棋の棋士の中でも誰もが圧倒的だと認めるであろう羽生善治さんと脳科学者の茂木さんの対談本。この本を読むことで自分の頭で考えるとはどういうことか、など新たな知見が手に入るだろう。

 

 ルールを変える思考法

ルールを変える思考法 (角川EPUB選書)

ルールを変える思考法 (角川EPUB選書)

 

会員数3000万人を擁する「ニコニコ動画」をはじめ、「ブロマガ」「ニコニコ超会議」など、常に注目を集めるサービスやイベントを生み出し続けるドワンゴ
GoogleAmazon、アップルとは全く異なる路線で、同社が数千万人の人々を惹きつけるのはなぜか?
同社を1部上場企業に育てた著者・川上量生氏の初の単著となる本書で、その秘密が明かされる。 

川上さんの思考法を知ることができる本。 川上さんの本はわかりやすく書かれているので、ネットのサービスについて興味がある方にもおすすめです。

  

 「正しい」とは何か?

「正しいこと」とは何か。時代や社会、性別、立場、職業などによって、常に変容する「正しさ」の本質を、具体的な事例をあげながら、わかりやすく解説する。ギリシャ哲学から説き起こされがちな西欧型の「正義」は果たして正しいのか? あらゆる宗教、哲学、倫理学などをふまえた上で、現代人にとっての「正しさ」を掘り下げる。「原発」「エネルギー問題」にみる「正しさ」とは何か? 戦争における「正しさ」とは? 男女関係における「正しさ」とは? 会社の上下関係にみる「正しさ」とは? など科学的思考によって、現代の生活に役立つ「正しさ」を明快に整理し、日本特有の「空気」にダマされず、生き抜くための哲学書であり、実用書です。

 武田邦彦さんはホンマでっかとかにも出てるから知っている人も多いと思うけど、本を読むと武田さんが自分の頭で考えていることがよく分かる。僕はたまに思うのだけど、学者は自分の専門分野にとらわれすぎて、明らかに偏ったり、客観的に考えることができなくなる人も多いと思うけど、武田さんは全く違う。自分の頭で考え、常識を疑うこともしっかりとしているなあと思った。僕が昔読んだ偽善エコロジーもすごく面白いのでおすすめです。

偽善エコロジーを読むと、巷でよく言われていることが本当にそうなのかと考えることができるし、クリティカルシンキングが身につくと思う。

 考えるヒント

考えるヒント (文春文庫)

考えるヒント (文春文庫)

 

常識、漫画、良心、歴史、言葉、役者、ヒットラーと悪魔、平家物などの項目を収めた「考えるヒント」に比較的短かい随想の「四季」を加え、「ソヴェットの旅」を付した明快達意の随筆集。「良心」について、「平家物語」、「花見」…。さりげない語り口で始まるエッセイは、思いもかけない発想と徹底した思索で、読者を刺激し新たな発見を与える。永遠に読み継がれるべき名著。

小林秀雄さんの本。正直、僕には少し難しいなあとも思ったし、完全に理解できてない部分もたくさんあると思うけど小林秀雄さんの凄さは本を読んでみると分かる。ユーチューブとかでも小林秀雄さんの音声が聞けるので、興味ある人はYouTubeで検索して小林秀雄さんの講演を聞いてみるのもいいと思う。 

 競争と公平感

競争と公平感―市場経済の本当のメリット (中公新書)

競争と公平感―市場経済の本当のメリット (中公新書)

 

日本は資本主義の国のなかで、なぜか例外的に市場競争に対する拒否反応が強い。私たちは市場競争のメリットをはたして十分に理解しているだろうか。また、競争にはどうしても結果がつきまとうが、そもそも私たちはどういう時に公平だと感じるのだろうか。本書は、男女の格差、不況、貧困、高齢化、派遣社員の待遇など、身近な事例から、市場経済の本質の理解を促し、より豊かで公平な社会をつくるためのヒントをさぐる。

 これは結構前に読んだのだけど、すごく面白かったしいろいろ考えながらじっくり読んだ覚えがある。作者の大竹文雄さんの解説はすごくわかりやすいし面白い。タイトルは堅苦しい印象を少し与えているかもしれなけど、読んでみるとそんなことはない。とにかく自分の頭で考え、理解しながら読んでいくとすごく面白いと感じるだろう。

 自分のアタマで考えよう

自分のアタマで考えよう

自分のアタマで考えよう

 

月間200万PVを誇る人気ブログ「Chikirinの日記」の筆者による初の完全書き下ろし。ユニークな記事を生み出す独自の思考法を公開します!
プロ野球の将来性 ◎結論が出ない会議の秘密
少子化問題のゆくすえ ◎婚活女子の判断基準
消費者庁が生まれた真相 ◎就活で失敗しない方法
◎自殺の最大の原因 ◎電気代の減らし方
NHKBBC、CNNの違い
など、社会問題や日常の疑問を考えながら、「ちきりん流・思考の11のルール」をわかりやすく解説します。

 人気ブロガーのちきりんさんの本。タイトル通りちきりんさんが自分の頭で考える方法を様々な事例をもとに説明していく本。この本では自分のアタマで考えるために、意思決定のプロセスを決める、縦と横に並べて比較してみる、思考のレベルをそろえる、自分独自の「フィルター」をみつける、などなど自分のアタマで考えるための思考の方法が分かりやすく解説されている。実際の社会問題などを例にどのように考えていくのかという事が体系的にまとめられていて、こうすれば知識に邪魔されずに考えることができるということを学ぶことが出来てすごいおススメの本だ。自分の頭で考えられるようになりたいと考えている人ならば読んで損はないだろう。他にはちきりんさんの未来の働き方を考えようもめちゃくちゃおすすめです。

常識にとらわれない100の講義

常識にとらわれない100の講義 (だいわ文庫)

常識にとらわれない100の講義 (だいわ文庫)

 

生きるうえで、どれだけの「理屈なき常識」に流されているのか? あなたが本当の「正論」を手にするための一冊! 

 本題の通り常識にとらわれない話を本を読んで知ることができる。森博嗣さんの思考はすごいし面白い。本当に自分の頭で考えるとはこういうことなのだと知ることができる。この本を読んで新たな発見や新たな考えも知ることもできるのでおすすめです。

考える技術

考える技術 (講談社文庫)

考える技術 (講談社文庫)

 

世界経済は急激に変化している。これまでの原則がまったく通じない新しい経済状況の中で、ビジネスマンに求められるもの――それが「考える技術」だ。論理思考を身につける具体的方法、アイデアの生み出し方、先見性を磨く術……。「思考力格差」の時代を生き抜くための、大前研一流・知的パワーアップ法を開陳。

 大前研一さんといえばビジネスパーソンの師匠的存在で凄いらしいというのを何かで見て、買ってみて読んでみた本。この本は大前研一さんが様々なことにどのように考えていくかを学べる本です。他には大前研一さんのやりたいことは全部やれ!もすごいいい本なのでおすすめです。

  経済は感情で動く

経済は感情で動く : はじめての行動経済学

経済は感情で動く : はじめての行動経済学

 

日常の買い物から、レストランでの食事、株式投資やビジネスでの判断、病院や選挙での選択、競馬や宝くじまで、お金をめぐるあなたの常識を覆します。

著者はマッテオ・モッテルリーニさん。この本は非常に面白い。人間は合理的ではなく非合理なのだという事を痛感する。そして行動経済学は経済の主体であるところの人間の行動、その判断と選択に心理学の視点が入っていて面白く読めた。この本はクイズ形式で質問があたえられてそれに答えながら本を読み進めていく形式で、すぐに本に引き込まれる。読んでいくと僕たちは日ごろから合理的な選択をしていると思っていたことが非合理だったり、感情に流されていたりしていることが分かって面白い。

 すごい前に書評を書いたので良ければ読んでほしい。

 内側から見たテレビ

内側から見たテレビ やらせ・捏造・情報操作の構造 (朝日新書)

内側から見たテレビ やらせ・捏造・情報操作の構造 (朝日新書)

 

テレビはかつて「びっくり箱」だった。そこには驚きがあり、興奮があった。 しかし、いまやテレビは捏造、ヤラセ、偏見のオンパレード。
なぜ、かくもテレビは劣化してしまったのか?
その構造的問題を浮き彫りにし、テレビに騙されないための知識を伝授。

テレビの真実など様々なことがわかる本。テレビを見てその情報を鵜呑みにしてしまう人は正直多いと思う。この本を読むことでテレビを見たときに自分の頭でそれは本当なのか?どのような意図があってこのような報道をしているのか?などを考えられるようになると思う。  まあ日本は記者クラブという超閉鎖的なひどい制度があるからね。日本はすごい珍しくてテレビ局と新聞社も同じだしね。だから絶対に鵜呑みになんかできないって当たり前にわかるよね。

もう国家はいらない

政府も警察も銀行もムダなもの! ?
異能の実業家・堀江貴文の思想に、
ジャーナリストの田原総一朗が挑む。
国がなくなれば、日本はよくなる! 「バラ色の国家解体論」。
パンドラの箱があったら、開けるのが人間なんです――――。
人間は火という危険なものを手に入れた。それすらコントロールしているとは言いがたい。本質的にリスクゼロにはできない。
しかし、それでもリスクをとってしまうのが人間なんです。
世界は未知で、可能性に満ちている―――。 

 堀江さんと田原さんの対談本。銀行は無駄。国家もいらないよね。みたいな話もこの本を読むとよく分かる。誰もが国家って重要なんじゃないのって思っていると思うし、そのような人がこの本を読むと日頃どれだけ自分の頭で考えていないかをわかると思う。

 新しい道徳

二〇一八年、道徳を教科化? だけど、その前に……、
『日本人にとって、「道徳」とは何か?』
この問いに答えられる、親や教師はいるのだろうか。
まず最初に大人たちが、真面目に考えた方がいい。
稀代の天才が現代の核心をえぐる、未だ嘗てない道徳論!
「時代を作る人は、いつだって古い道徳を打ち壊してきた。誰かに押しつけられた道徳ではなく、自分なりの道徳で生きた方がよほど格好いい。
自分なりの道徳とはつまり、自分がどう生きるかという原則だ。
今の大人たちの性根が据わっていないのは、道徳を人まかせにしているからだ。それは、自分の人生を人まかせにするってことだと思う」  

 ビートたけしさんは天才だと思う。世間の常識に流されずに自分の頭で考えているたけしさんの考えは是非読んでほしい。昔、たけしさんの「裸の王様」を読んだので良ければその記事も見てほしい。

 頭脳勝負

頭脳勝負―将棋の世界 (ちくま新書)

頭脳勝負―将棋の世界 (ちくま新書)

 

最高の頭脳同士が死力をふりしぼって戦うゲーム「将棋」。しかし、そこで競われているのは、脳の働きだけではない。集中力、決断力、構想力、心理的駆け引き、あるいは研究者としての力量…。人間の総合力が試されているのだ。本書では、一見難解そうなこのゲームの味わい方を、トッププロが多様な観点から解説。加えて、全くの初心者にもやさしい「ルール解説」「メディア案内」、極上の知的パズル「詰将棋」も付録として収録。最上の知的ゲームの楽しみ方がこの一冊でわかる。

 将棋の棋士渡辺明さんの本。僕は渡辺さんは竜王ってイメージがすごく強いのだけど、考えも素晴らしい。羽生さんの本を読んで棋士ってすごいって思った人には渡辺明さんの頭脳勝負はすごいおすすめです。一流棋士がどのように考えているのかを知ることができる希少な本。

 プログラミングバカ一代

プログラミングバカ一代 就職しないで生きるには21

プログラミングバカ一代 就職しないで生きるには21

 
 

プログラミングの力で世界を変えようとしている男の波瀾万丈、抱腹絶倒の記録! 5歳のときのコンピュータとの出会い、天才プログラマーの称号、パーソナルコンピュータの父=アラン・ケイとの邂逅、そして「人類総プログラマー化計画」の野望! ユビキタスエンターテインメントCEOが描く、プログラミングと人類の未来をめぐっての壮大な物語。

 僕自身プログラミングを独学で勉強したこともあり、勉強中に読んだのだけどすごい面白かった。プログラミングはこれからの時代にすごい大切になるというのはよく言われていることだ。この本を読んでプログラミングの凄さなどを体感してほしいなあと思う。それとプログラミングを勉強すると論理的に物事を考えられるようになるとも思うのでプログラミングを知りたいと思っている人にも読んでほしいなあと思う。清水亮さんの教養としてのプログラミング講座も読んだので良ければみてほしい。

 迷いながら、強くなる

「迷いやミスがあったからこそ、ここまで来ることができた」(羽生善治)
◎迷ったら「待つ」のも有効な手段
◎いつも「半信半疑」でいるぐらいがよい
◎結果を度外視すると見えてくる答えがある
◎“セオリー”から外れても、決断が必要なとき
◎「プレッシャーを感じながら腹を据える」という感覚
◎ツキ・流れ・バイオリズムについて
◎大事にしたい評価と、気にすべきでない評価
稀代の天才が語る――
恐れや不安を乗り越え、勝ち続けるための思考法

 羽生さんの本。まさに天才の方の考えなので興味あったら読んでほしい。考え方が素晴らしいし、すごい。人生を生きる上で大事なことがたくさんかいてある。思考法なども学べるのですごいためになる本だ。 

 自分の答えのつくりかた

自分の答えのつくりかた―INDEPENDENT MIND

自分の答えのつくりかた―INDEPENDENT MIND

 

どうやって考え、行動するか。
ベストを尽くす方法がわかる。
ベストセラー『世界一やさしい問題解決の授業』著者、渾身の第2作!世間の常識に流されずに、考え抜き、行動する力が身につく!
論理思考、情報収集、価値判断、決断と実行……どこで何を考え、どんなツールを使うのか?
「主人公ピンキーの挫折と気づき」「両親、友だち、コーチが教えてくれたこと」「Mr.B、迫真の授業」・・・主人公が段階的に成長していくストーリーを通じて、「考え・行動する」ためのポイントが具体的にわかる。
ピラミッド・ストラクチャーも圧倒的にわかりやすい! 

 この本は知り合いの人からこの本めっちゃいいよ、みたいな感じで言われて読んだ本。著者はベストセラーの世界一やさしい問題解決の授業の第二作なのでお墨付きも一様あるしまあ読んで損はそんなないよねとは思う(笑)。どうやって考えて問題を解決すればいいのかを学ぶことができる。

 本を読んだら、自分を読め

本を読んだら、自分を読め 年間1,000,000ページを血肉にする?読自?の技術

本を読んだら、自分を読め 年間1,000,000ページを血肉にする?読自?の技術

 

「中卒、家庭内暴力、家も燃えた。
そんな自分を押し上げてくれたのは、いつも本だった」。

書評ブロガーとしても知られる著者が、

「自分の人生に希望が持てない」という若者たちに向け
、読書で人生を豊かにしていく方法を説く。

 

著者は小飼弾さん。この記事でも本をたくさん紹介してきたけど、本を自分の頭で考えて読むにはどうしたらいいかを学ぶことができる。 

目次だけでもすごい面白い。付き合う人を変えるように、読む本も変える・本を読む時間もないほど働いてはいけない・うさんくさい本で批判を練習する・偏見を貯めよう・リア充になりたかったら本を読め、などなどすごいいい本なので是非読んで自分の頭で考えながら本を読む方法を学んでほしいなと思う。

 

 

以上で自分の頭で考えられるようになるおすすめ本17冊を選んでみたのですがいかがでしたか?何かこれ読みたいと思える本が見つかればよかったなあと思います。他に自分の頭で考えられるようになったきっかけはこの本!!みたいなのがあれば教えてほしいなと思います。

 

 

他にも記事を書いたので良ければ読んでほしい!!