僕と本と未来

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論理思考を過剰に賞賛する幻想と直観が大事な理由

僕は直観がものすごく大事だと思う。僕は人生の決断を迫られた時は直感を信じるべきだと考えている。間違っても判断をしてはいけない。直感で選ばなければいけない。僕は論理的思考は大事だと考えているが、それだけを頼りにしてほしくないと思う。

 

 

 

論理思考は大事だが、僕から言わせてもらうと基礎中の基礎であり論理思考を過剰に賞賛したり、論理的にだけで考えて判断した選択は危険だと考えている。これがわからない人が多い。論理的に考える力が高ければビジネスで成功できると思ったり、起業して成功できると考えていたり、人生に成功できると考えてしまう(そのように考えて社長になろうと思う人に僕は危機感を抱くし、論理的思考を重視しすぎている人は(欲望がダサい、金のためとか、名声とかくだらない)その程度の薄っぺらい我欲で起業なんかするなと思うが、まあそういう人が多すぎてうんざりするよ)。

 

 

 

僕はそれは本当に危険だと思う。論理的思考に過剰に素晴らしい幻想を抱いているのではないかと思う。世の中には論理的思考を身につけることが大事で、それさえ手に入れれば仕事がうまくいくと考えたりしてしまう人や自分は論理的思考ができるから素晴らしいと考えたりしている人がいるが、それって本当?

 

 

 

僕はいつも思うのだけど、論理的思考ができれば仕事でうまくいくと考えている人って、そもそも思考力がないなあと思う。なぜ論理的思考が大事なのか?論理的思考とは何か?とか考えているのか、と僕は思う。

 

 

僕は論理的思考なんかより(これは基礎であり、身につけていることは重要だが)直感が素晴らしく大事だと考えている。そして僕が考える直感の条件とは自分の内側から湧いてくる思考のようなものだと考えている。直感には自分のくだらない我欲などはなく(名声や金だけのためなど)社会に役立つことや使命みたいな思考が浮かび上がるものだと考えている。そして判断していないことが大事だと考えている。冷静に考えて多数派が当たり前に考えることを選ぼうとしている時はそれは判断の可能性が高いからだ。

 

 

僕は確信を抱くとすぐに行動するタイプだけど確信がないと躊躇してしまったり、違うんじゃないか?と考えて行動を思いと留まることがある。確信がないとき、つまり論理的に考えて判断している時(直感を無視している)は何か違和感を感じていたり、しっくりこない場合や、他人からの評価を気にして選択しようとしていることがある。

 

 

その時は僕は意識的に注意している。なぜなら、それは自分がするべきことではない場合があるからだ。だから僕は論理的思考だけでなく、直感を大事にして生きていきたい。そして素直に自分を信じて前を向いていきていきたいと考えている。

 

 

そして、これは僕の今の課題だと思うけど、ないものを憂うのではなく、あるものや助けてくれる人、協力してくれる人のことを思い出し感謝できるような人間になりたい。タイトルとは最後には離れてしまったけど、感謝できるのは大事だ。

 

 

そして基本的な論理思考ができる前提で、社会を良くしたいとか、使命とかを持ち、直感を感じたら自分を信じて行動していきたい。最近、僕は実感していることなのだけど、本気で思いを持っていると、無償で助けてくれたり、協力してくれる人はいるという事実だ。僕の周りでも忙しいはずの起業家や経営者が助けてくれたり、アドバイスをくれたりする。少数ではあるけれど、本気で社会を変えたい、良くしたいと思っている大人は存在する。だから高い志を持ち続けて頑張ってほしいし、僕は頑張って走り続ける。

 

 

うまくいかないことや、辛いこと、理解されないことだってあるけど、それでも頑張っていこう!!

 

 田坂さんのおすすめ本です。これ読んですごい感動したよ。

未来を拓く君たちへ (PHP文庫)

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 田坂さんの最新本。やっぱり、最終的にはなんでも人間力なんだよねって常々思う。

人間を磨く 人間関係が好転する「こころの技法」 (光文社新書)

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 他にも記事を書いたので良ければ読んでほしい!!