僕と本と未来

本を読んで感想などを書いてます。

社会や風潮について

みんな同じが素晴らしいという幻想・・・

僕は小さい頃から、「みんな同じ」、「普通こうでしょ」とかが凄い苦手だった。なんでかと言うと、みんなとか普通とかは、マジョリティをさすからだ。マジョリティは自分たちの価値観や考えが正しいと信じているし、そもそも間違っているかもしれないとか、…

僕は雨が降っている時、傘を持つべきかどうか考える

僕は雨が降っている時、傘を持つか、持たないか真剣に考える。大半の人は雨が降っていれば傘を持つと思う。もちろん僕だってどしゃ降りの雨だったら傘を持つのだけど、僕が傘を持つかどうか迷うのは平均的な雨量の雨だ(雨の量の説明は難しいんだけど、弱い…

孤独死のリアル

近年、日本は超高齢社会に突入し、高齢化率が25.1%に上昇している。そして高齢者のいる世帯は全体の4割、そのうち「単独世帯」、「夫婦のみ世帯」が過半数となっていて一人暮らし高齢者は年々増加している。このような現状から、孤独死問題、独居老人問題が…

サンタクロースはいるのか?

最近、友達と「サンタクロースの事いつまで信じてた?」という話で盛り上がった。 サンタクロースはいるのだろうか?この疑問は誰でも小さい頃はあったのではないだろうか? 僕は小学校6年生くらいの時まで本気でサンタクロースはいると思っていたし、小学…

教養としてのプログラミング講座

この本は、プログラミングの知識などがない人でもプログラミングの成り立ちや仕組みなどが楽しく理解できる本だ。僕はプログラミングは題名の通り教養になりつつあるのではないかと思っている。この本を読むとプログラミングが身近に使われているという事が…

僕は君たちに武器を配りたい 「希望」を作り出そう!

著者は瀧本哲史さん。現在、日本は経済的に厳しい状況に陥り、僕たちのような若い世代は未来に希望を感じられなくなっているという人も多いのではないか。この本を読むことでこれからどのようにしていけば、自ら新しい「希望」を作り出すことが出来るかを学…

偽善エコロジー エコな暮らしは本当にエコか?

著者は環境評論家の武田邦彦さん。この本ではさまざまな環境問題に対する対策について実際はどうなのか?という事について言及された本だ。例えばレジ袋を使わないはただのエゴや温暖化はCO2削減では防げないなどたくさんの事について書かれている。 偽善エ…

はじめて哲学する本 依存について 死について

著者は都内で義務教育初の民間校長として杉並区立和田中学校の校長を務め、よのなか科などでも有名な藤原和博さん。この本では結婚、家族、男と女、仕事、職業、倫理、個性、戦争とイジメなどについて哲学していく。 はじめて哲学する本 作者: 藤原和博 出版…

なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか? 資本主義から信用主義へ

この本はピカソやゴッホの本ではない。「お金」についての本である。今現在、僕たちのお金は日本という国家の信用によってお金が生み出されている。しかし、これからは国家という枠組みが絶対的でなくなり、グローバル企業や個人の紐帯(ネットワーク)の威力…

下流志向 学ばない子どもたち働かない若者たち 「それを学ぶことで何の役に立つの?」

著者は内田樹さん。この本では勉強を嫌悪する日本の子ども、「自分探し」イデオロギー、クレーマー化する親、ニートの未来などのことについて著者の考えが素晴らしい。教育関係者の人はもちろんのこと親世代の人にも読んでもらいたい本だ。 下流志向〈学ばな…

ニートの歩き方

著者はパソコンやネットが好きな人が集まって暮らすシェアハウス「ギークハウスプロジェクト」発起人のPhaさん。この本ではニートの生活や考え方、そして働かないという選択肢もありで、もっと自分らしく生きようと思わせてくれる本だ。 ニートの歩き方 ――お…